○政府参考人(梅本和義君) このライシャワー駐日アメリカ大使からラスク米国務長官への公電、六三年四月四日付けというふうに書いております。
私は、一昨年四月本院の予算委員会で、一九六六年の二月に当時のラスク米国務長官から在日ライシャワー大使あての極秘電報で、一九六〇年、既に、日米両国間に核兵器積載艦船の我が国への寄港、通過をあいまいにし容認するという秘密の合意があったことを、解禁されたアメリカ側の公式文書に基づいて政府の見解をただしました。
それは一九六六年の二月二十四日に、当時のラスク米国務長官がライシャワー駐日大使あてに極秘電報を打って、それが明らかになっているわけです。その中で日米間で核兵器を持ち込める秘密取り決めをしていたというように言われているわけです。 それからもう一つは、ベトナム戦争のときに沖縄が米軍の重要根拠地になったけれども、そのときにも事前協議というのはなかったわけです。
偶然のことですが、きょうの夕刊の早版、その読売の記事にも、ベトナム戦終結近い、ラスク米国務長官が演説をした。「無条件話し合い用意」、こういうようなサブタイトルで記事が出ております。私はこのものが信頼するようなものであるかどうか、それはわかりませんけれども、いずれにいたしましても、努力があらゆる方面で払われておること、これは見のがすことはできない。
第二に、最近公表されたラスク米国務長官の対中国政策十項目に対する総理の評価をお伺いいたします。 第三に、ベトナム戦乱、特に中国の核保有等、アジアの新しい情勢に関連して、三次防では従来の日本防衛に関する基本構想に何か新しい修正なりあるいは特別の措置を考えられておるかどうか、これをお伺いいたします。
続いて十一月工日にはラスク米国務長官が、核問題についての話し合いに日本をも参加させることは、米政府の方針であり、米国はすでに一本をも含めた同盟諸国と、それらの国々に関係のある問題について協議を行なっている、この中には核戦略に関する話し合いも含まれている、こういうんです。
○岡田宗司君 それから、いまワシントンを訪問中の韓国の外務部長官が、十五日にラスク米国務長官と会談した後に記者団に対して、日本を含めた東アジア八カ国外相会議をソウルかバンコクで開くことを希望している。ラスク国務長官も、東アジアと西太平洋の安全保障のために役立つものとしてこれを支持したと諮っておるんであります。で、この点について李外務部長官は日本政府にもすでにこの点を申し込んでおる。
これは、何も私どもが申し上げるだけでなく、一九六二年に、あなた方と御懇意なラスク米国務長官がコンコードというところで演説をしておられます。
○中井委員 総理は、さきに日米経済合同委員会に出席のために来日しましたラスク米国務長官と一月の二十八日に会談を行なっておられますが、その内容につきましては、中国問題で両国の見解を述べ合ったと発表されたわけでありまして、具体的に話し合った事柄については発表はなかったわけです。
朝海駐米大使は、三月十一日、ラスク米国務長官に対して、日韓交渉の現状に関する説明書を提出したといわれまするが、その内容は一体いかなるものか、ここで明らかにしていただきたい。朝日新聞の報ずるところによれば、朝海大使はこれについてわざわざ次のように弁解をしております。「日韓両国の問題を第三者である米国に伝えるのは、決して指示を仰いだり、韓国側への圧力を期待するためではない。
「池田首相訪米の際の日米会談では原子力潜水艦の日本寄港問題は討議されなかったということに一応なっているが、その後の関係者筋の情報によって、六月二十一日の小坂・ラスク会談でラスク米国務長官が、原子弾頭つきミサイルをもたないノーチラスなどの原子力潜水艦の日本寄港を許してほしい旨申し入れたことが明らかになった。」というワシントン河村特派員発のニュースを載せている。
これに関連いたしまして、ラスク米国務長官がカリフォルニアのバークレーで三月二十日に記者会見をいたしましたときに、こういうことを言っています。国連の強化に各国が協力することを希望する。いろいろな情勢に直面して平和を維持するためすぐ役立つような軍隊を国連に供給することに留意する必要がある、こういうことを述べまして、ここに国連警察軍の必要性というものを説いております。